「カウンセリングって、どんな人が行くところなんだろう?」
「もっとつらくなってからじゃないと、行っちゃいけない気がする」
「ちゃんと話せる自信がない…」
初めてカウンセリングを考えるとき、多くの方がこんな疑問や不安を抱きます。
それは、とても自然なことです。
このコラムでは、初めてのカウンセリングについてよく聞かれる疑問や、誤解されやすいポイントをまとめました。
「気になってはいるけれど、一歩踏み出せずにいる」
そんな方に、少しでも安心材料として届いたら嬉しいです。
カウンセリングを受ける「タイミング」に正解はある?
「どのくらいしんどくなったら行くものですか?」
これは、とてもよく聞かれる質問です。
結論から言うと、カウンセリングを受けるタイミングに“正解”はありません。
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生活はなんとか回っているけれど、気持ちがずっと重い
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同じことで何度も悩んでしまう
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理由は分からないけれど、疲れが抜けない
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誰かに話したいけど、身近な人には話しづらい
こうした状態も、十分に相談していいサインです。
「まだ大丈夫」と思いながら無理を続けるよりも、
“気になっている今”に目を向けることそのものが、大切なきっかけになります。
初回カウンセリングでは、何をするの?
初回のカウンセリングで、いきなり深い話をしなければならない…
そんなことはありません。
多くの場合、初回は次のような流れで進みます。
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今どんなことで困っているのか
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いつ頃から、どんなふうに感じているのか
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これまで一人でどう向き合ってきたのか
話せる範囲で大丈夫ですし、
「うまく言葉にできない」「何がつらいのか分からない」
そんな状態のまま来られる方もたくさんいます。
カウンセリングは、話を評価したり、正解を探したりする場ではありません。
一緒に言葉を探し、気持ちを整理していく時間です。
また、初回は
「この人と話していて安心できそうか」
を感じてもらうことも、とても大切にしています。
よくある誤解①
カウンセリングは「答え」をもらう場所?
カウンセリングは、
「こうすればいいですよ」と答えをもらう場所
だと思われがちです。
でも実際は、答えを押し付ける場所ではありません。
今、何が起きているのか
自分は何を感じ、何に引っかかっているのか
それを一緒に整理していく中で、
「自分にとって大切なもの」や
「無理のない選択肢」が、少しずつ見えてくることがあります。
よくある誤解②
よほど深刻じゃないと、行ってはいけない?
「もっとつらい人が行く場所だから…」
そう思って、相談をためらう方も少なくありません。
でも、カウンセリングは
深刻さの大きさを競う場所ではありません。
むしろ、
「まだ言葉にできるうち」
「関係がこじれきる前」
に話すことで、楽になるケースも多くあります。
小さな違和感やモヤモヤも、大切な感情です。
よくある誤解③
話すのが苦手だと、向いていない?
話すのが得意でなくても、まったく問題ありません。
途中で言葉に詰まっても
沈黙があっても
気持ちが整理できていなくても
そのままで大丈夫です。
「分からない」「言葉にできない」という状態から始めることも、
カウンセリングではよくあることです。
まとめ:初めてでも、大丈夫
カウンセリングは、特別な人だけのものではありません。
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自分の気持ちを、安心して話せる場所
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頭と心を整理する時間
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自分を責めずに見つめ直す機会
として、誰でも利用できます。
「少し気になる」
「話してみたら楽になるかも」
そんな感覚を持った今が、ひとつの入り口です。
もし今、
「一人で抱えるのがしんどいな」
「誰かに整理を手伝ってほしいな」
と感じていたら、カウンセリングという選択肢もあります。
初回は、
“相談するかどうかを一緒に考える時間”として利用していただいても構いません。
あなたのペースで、大丈夫です。
必要なタイミングで、いつでもお待ちしています。
