目に見えない不調を抱えているあなたへ
このページにたどり着いたあなたは、きっとこれまで、たくさん我慢してきたのだと思います。
検査では大きな異常が見つからない。
それでも、確かにつらい症状が続いている。
周囲からは理解されにくく、
「気のせいなのでは」「自分が弱いのでは」と、
自分自身を責めてきた方もいらっしゃるかもしれません。
このページは、そうした目に見えない不調を抱えながら日々を過ごしている方に向けて書いています。
このページで大切にしていること
ここで扱っているのは、
機能性ディスペプシア(FD)や神経痛、
原因がはっきりしない胃腸症状や痛みなど、
ストレスや心身の緊張との関係を指摘されることの多い不調です。
診断名の有無や、症状の強さは問いません。
「つらい」と感じている、その感覚そのものを、
ここでは大切にしたいと考えています。
心と体は、切り離せないもの
心と体は別々のもののように扱われがちですが、
実際には、常に影響し合っています。
強い緊張やストレスが続くと、
自律神経のバランスが崩れ、
胃腸の不調や痛みとして現れることもあります。
それは決して、
「気持ちの問題」や「我慢が足りない」ということではありません。
体が、これ以上無理をしないでほしいと、
サインを出している場合もあるのです。
私自身も、同じ不調を抱えています
私自身、機能性ディスペプシアと診断され、
現在もその症状と付き合いながら生活しています。
また、神経痛を抱え、
痛みの波に影響を受ける日々もあります。
調子の良い日もあれば、
思うように過ごせない日もある。
今もなお、対処法を模索している途中です。
だからこそ、この場所では、
「治します」「良くなります」と断言することはしません。
その代わりに、
不調を抱えながらも生きていく中で、
少しでも楽になる考え方や向き合い方を、
一緒に探していけたらと考えています。
この場所で伝えていきたいこと
このブログや関連する記事では、
- 目に見えない不調を否定しない視点
- 自分を責め続けてしまう背景
- 日常生活の中でできる小さな調整
- 心と体の緊張に気づくヒント
などを、当事者として、そしてカウンセラーとしての視点からお伝えしていきます。
正解を提示するのではなく、
「そう考えてもいいのかもしれない」と、
少し肩の力が抜けるような言葉を、
ここでは大切にしています。
ひとりで抱えなくてもいい
目に見えない不調は、
言葉にすること自体が難しいものです。
医療とは別に、
自分の状態や気持ちを整理する場所があることで、
少し息がしやすくなることもあります。
カウンセリングは、
不調を無理に解決する場ではありません。
必要なときに、
「話してもいい場所がある」と、
思い出してもらえたら嬉しいです。
あなたの感じているつらさは、
確かに、意味のあるものです。
