夫婦の距離感に正解はある?
ご夫婦の関係性に関わるご相談を受けていると「一緒にいるのに寂しい」「一緒にいると息苦しい」どちらのお声もよく聞きます。これらはまさに“距離感”の難しさによるものだと考えています。
結婚生活が長くなると、相手のことをわかっているつもりになったり、逆に自分の気持ちを言葉にするのを省いてしまうことがあります。その結果、相手の心との間に見えない壁ができていきます。
一方で、常に一緒に行動したり、相手の考えに口出しをしすぎたりすると、今度は窮屈さを感じてしまいます。
大切なのは「一緒にいる心地よさ」と「一人でいる安心感」の両方が守られていること。
距離感は固定されたものではなく、その時の心境やライフステージによって変わっていくものです。
「最近少し距離が近すぎるかな」「今はもう少し寄り添いたいな」と、会話の中で確認し合えるご夫婦は円滑な夫婦関係を維持しやすいのではないでしょうか。
夫婦の距離感に正解はありません。
お互いにとって心地よい距離を探し続ける姿勢こそが関係を深める鍵になるのだと思います。
あなたが、あなたらしくいられますように

- くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
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くれたけ心理相談室 川崎支部
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