心の許容量
私たちはそれぞれに、抱えられる物事の量や心の余裕の大きさが違います。
そして、その許容量は「常に一定」というわけでもなく、日によって広かったり狭かったり、驚くほど変化するものです。
普段は気にならないことが急に重たく感じたり、ほんの小さな出来事で心がいっぱいになってしまう日もあります。そんな日は、自分の器が一時的に小さくなっているだけで、決して弱くなったわけではありません。人間としてごく自然な揺らぎのひとつだと私は思っています。
だからこそ、「今日はちょっとしんどいな」と感じる自分も、そのまま大切にしてあげられたらいいのだと思います。無理に立て直そうとするより、一度ゆっくりと呼吸をして、今の自分をそのまま受け止めること。それだけで、少しずつ仕切り直せることが多いのではないでしょうか。
そしてもし、「もう少し余裕を持てるようになりたい」「器を広げていきたい」と願うのであれば、その気持ちはきっと未来の自分を支えてくれます。行ったり来たりしながらも、私たちは確実に変化し、成長していきます。
大切なのは願う気持ち。
進んだり戻ったりを繰り返しながら、その時々の自分に優しく寄り添っていけますように。
あなたが、あなたらしくいられますように

- くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
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くれたけ心理相談室 川崎支部
心理カウンセラー 小野綾子のブログです。
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