質問の質の変化と子どもの発達
娘の質問の難易度が日に日に上がっていて、こちらはちょっとした“脳トレ”のような毎日です。
少し前までは「これなぁに?」「あれなぁに?」と、物の名前を確かめる問いが多かったのに、最近は「これ、何でできてるの?」と仕組みや背景に興味が向くようになってきました。
先日は「脳って何でできてるの?」と聞かれ、私は即答できず、アレクサに頼ったり人体の図鑑を開いたりしながら「タンパク質と脂質なんだってさ」と伝えることに。それを聞いた娘は「タンパク質って何?」とさらに深い部分へ。
こうしてひとつの疑問が次の疑問を連れてきて、思考の階段を少しずつ上っているのだなと感じます。
子どもはある時期になると、ただ“名前を知りたい”段階から、“どうして?”や“何で?”と理由や仕組みを理解しようとする段階に移っていきます。世界の成り立ちを知ろうとする好奇心が一気に広がる時期で、その様子は側で見ていて本当に面白いものです。
図鑑を一緒にめくったり、自分が昔習ったことを思い出したりしながら、「そうだったな」と再発見する瞬間も多くて、子どもの問いに向き合う時間は私にとっても学び直しの機会になっています。
成長しているのは子どもだけじゃなく、そばにいる大人も一緒なんだなと感じる、そんな日々です。
あなたが、あなたらしくいられますように

- くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
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くれたけ心理相談室 川崎支部
心理カウンセラー 小野綾子のブログです。
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