感情の名前を増やすと心が楽になる理由
私たちは、日々いろいろな感情を抱えながら過ごしています。
けれど、その気持ちを「嫌だ」「つらい」「モヤモヤする」と、大まかにまとめてしまうことも少なくありません。
感情に名前をつけることは、自分の心を細かく見てあげることでもあります。
たとえば「不安」の中にも、先が見えない心細さなのか、失敗が怖い気持ちなのか、誰かに分かってほしい寂しさなのか、いくつもの違いがあります。
名前がはっきりすると、「私は今、これを感じているんだ」と受け止めやすくなります。
すると感情に飲み込まれにくくなり、少し距離を取って眺められるようになることがあります。
感情を無理にコントロールしようとしなくて大丈夫です。
ただ言葉にしてあげるだけで、心が少し落ち着くこともあります。
今日からできる一歩として、気持ちが揺れたときに「私は今、どんな感情だろう?」と心の中で問いかけてみてください。
答えがすぐに出なくても構いません。考えようとすること自体が、心に優しく触れる時間になるのだと思います。
あなたが、あなたらしくいられますように

- くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
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くれたけ心理相談室 川崎支部
心理カウンセラー 小野綾子のブログです。
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