不安になるほど、あなたはもう十分に親をしている
昨日の記事では、年末年始の実家や親戚付き合いで感じやすいしんどさについて書きました。
今日はその続きとして、そんな場面で浮かびやすい「子どもの発達をめぐる親心」について、もう少し丁寧に考えてみたいと思います。
比べた瞬間、心がざわつくことはありませんか
目の前にいる自分の子どもは、ちゃんと可愛いと思っている。
家では笑顔に癒されたり、何気ない仕草に胸がいっぱいになったりする。
それなのに、
保育園や小学校で他の子と並んだ瞬間、急に心がざわつく。
「うちの子、遅れていないかな」
「なんであの子はできるのに、この子はできないんだろう」
そして、可愛いと思う余裕がすっと消えてしまうことがある。
「余計なお世話」なのに、頭から離れない言葉
親戚や周囲から、
「この子、ちょっと発達に問題があるんじゃない?」
そんなことを言われた経験がある方もいるかもしれません。
内心では
「失礼だな」「余計なお世話だな」と思いながらも、
その夜、気づけばスマホで検索している。
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発達 遅れ
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〇歳 できない
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グレーゾーン
不安になると分かっていても、検索する手が止まらない。
そんな自分を、
「親失格なんじゃないか」と責めてしまう方もいます。
でも、それは愛情が足りないからではありません
はっきりお伝えしたいことがあります。
不安になるのは、愛情がないからではありません。
むしろ、その逆です。
大切だからこそ、
守りたいからこそ、
見落としたくないからこそ、不安になる。
「何も気にならない」親よりも、
「気になってしまう」親のほうが、
よほど真剣に子どもを見ていることもあります。
私自身も、同じように揺れながら子育てをしています
私自身、障害のある子どもを育てています。
可愛いと思う気持ちと同時に、不安や焦り、孤独感を感じることもあります。
また、児童発達支援の現場にも長く携わってきました。
多くの保護者の方が、同じように悩み、迷い、立ち止まっています。
だからこそ言えるのは、
「不安になる親心」は自然なものであるということ。
比較がしんどくなったときに、できること
不安なとき、すぐに「気にしないようにしよう」とする必要はありません。
まずは、
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今、何が不安なのか
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それは事実なのか、想像なのか
を整理するだけでも十分です。
そして、
「この子自身を見て考えたい」
そう思えたときには、具体的な視点や関わり方を一緒に考えることもできます。
発達は、
白か黒かではなく、
その子なりのペースと特性があります。
一人で抱えなくていい
不安になる自分を、愛情を疑う理由にしなくていい。
もし今、
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比較して苦しくなっている
-
検索が止まらなくなっている
-
誰にも本音を話せていない
そんな状態なら、その気持ちごと持ってきてください。
親としての「不安」も「迷い」も、安心して話せる場所があります。
あなたが、あなたらしくいられますように

- くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
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くれたけ心理相談室 川崎支部
心理カウンセラー 小野綾子のブログです。
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