人と関わるときに大切にしていること 〜友人編〜(#269)

「友人編」と言われて、正直に言うと
私はいわゆる“友人”が多いタイプではありません。

定期的に会う約束をしている友人がいるかと言われると、そうでもなくて。
子どもを産んでからは、なおさらその傾向が強くなったように感じます。

それでも、SNSというツールがあるおかげで、
今も緩やかにつながり続けていられる友人がいることを、とてもありがたく思っています。


「友人とはこうあるべき」に縛られていた頃

昔の私は、「友人」という言葉の定義に悩んでいた時期がありました。

友人とは、
・なんでも打ち明けられる存在
・頻繁に連絡を取り合うもの
・困ったときはいつも一緒にいるもの

そんな“理想像”や「友人ならこうあるべき」というイメージに、
知らず知らずのうちに自分を縛っていたように思います。

その枠に当てはまらない関係性を見ると、
「これは友人と呼べるのだろうか?」と考えてしまったり、
逆に無理に距離を縮めようとして、疲れてしまうこともありました。


友人は「別の生き方」を見せてくれる存在

今の私にとっての友人は、
無理に近づき続ける存在ではありません。

友人のことは大切に思っていますし、心から尊敬もしています。
それは、「同じ道を歩んできたから」ではなく、
自分とは違う生き方を見せてくれる存在だからです。

私の行ったことのない世界。
私にはない立場や価値観。
選んでこなかった人生の歩み方。

それらを垣間見せてくれる友人の存在は、
私の視野を広げ、世界を立体的にしてくれます。


付かず離れず、必要なときに寄り添える関係

私が人と関わるときに大切にしているのは、
「付かず離れず」の距離感です。

干渉しすぎない。
でも、完全に無関心でもない。

それぞれの生活やリズムを尊重しながら、
必要なときにはそっと寄り添い合える関係。

頻繁に会わなくても、
毎日連絡を取らなくても、
心のどこかで「大切な存在」だと思えているなら、
それで十分なのだと思うようになりました。


友人関係のかたちは、人の数だけあります。

「友人が少ない」と感じることが、
必ずしも寂しさや不足を意味するわけではありません。

自分にとって心地よい距離感で、
自分らしく人と関わっていくこと。

それが、今の私が友人との関係で大切にしていることです。

あなたが、あなたらしくいられますように

小野 綾子
小野 綾子くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室 川崎支部
心理カウンセラー 小野綾子のブログです。
日常の中で感じたこと、カウンセラーとしての想いなど
思いのままにつづっています。お知らせも色々。
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