お父さんだって、ほんとは疲れてる。

母のマルチタスクの話を書きました。

でも、もうひとつ伝えたいことがあります。

お父さんだって、ものすごく頑張っている。

私のところには、父という立場の相談者さまも多くいらっしゃいます。

よく聞くのは、こんなお話です。

「家族のためにできることはやりたいんです」
「妻の負担を減らしたいと思っているんです」
「でも、どうしてもニーズに沿えなくて…」

良かれと思ってやったことが裏目に出る。
手伝ったつもりが、かえって機嫌を損ねてしまう。
何をどうすればいいのか分からなくなる。

そんな繰り返しの中で、じわじわと疲弊していく。


私は女性であり母でもあるので、
母の立場のしんどさには強く共感します。

でも同時に、父の気持ちもわかるのです。

お仕事をしながら、
責任やプレッシャーを抱えながら、
「家族を幸せにしたい」と本気で思っている。

一緒に幸せになりたい。

その想いは、とても素直で、まっすぐなもの。

でも、
“どうやって”がわからない。

そしてうまくいかない経験が続くと、

「自分がもっと頑張ればいい」
「自分が我慢すればいい」

と、内側に抱え込んでしまう。


父という立場は、
どこか“強くあらねばならない”空気があります。

早期解決を望み、
自分の状態を顧みず、
「大丈夫です」「自分がやります」と言う。

でも本当は、

お父さんだって、弱音を吐いていい。
お父さんだって、癒やされていい。

まずは自分の状態を整えること。
自分の内面と向き合うこと。

そこからでないと、
家族との“本当の信頼関係”は築いていけないのかもしれません。


カウンセリングは、問題を解決する場所でもありますが、
それ以前に、

安心して本音を出せる場所です。

「どうしたらうまくやれるか」だけではなく、
「今、自分はどんな状態なのか」を見つめる場所。

父も、使っていいんです。

むしろ、使ってほしいのです。

家族を大切に思うその気持ちを、
ちゃんと形にしていくために。


もし今、

「自分が頑張ればいい」と思いながら
どこかで苦しくなっているなら。

一度、あなたの気持ちも聞かせてください。

父も、ひとりで背負わなくていいのです。

あなたが、あなたらしくいられますように

小野 綾子
小野 綾子くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室 川崎支部
心理カウンセラー 小野綾子のブログです。
日常の中で感じたこと、カウンセラーとしての想いなど
思いのままにつづっています。お知らせも色々。
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