病院の中のメリークリスマス
何年か前のクリスマスは、娘の付き添い入院をしていました。
病院の外にいる人たちからは「クリスマスに病院の中なんて可哀想だね」と言われることもありましたが、私にとっては代え難い経験でした。
クリスマスもお正月も関係なく、病気と向き合いながら過ごす子どもたちと、その家族がいました。
業務外に歌や楽器の練習をして、子どもたちの前で披露してくれる医師や看護師がいました。
イベントを企画し、プレゼントを用意してくれるCLSや保育士、そして協賛する企業がありました。
付き添い家族に温かい食事を届けてくれる支援団体もありました。
そこに居なければ、きっと知ることのなかった世界でした。
闘病は確かに辛いものでしたが、それ以上に、人の優しさやつながりを深く感じる時間でした。
きっと今日も、日本中、世界中の病院で闘病中の子どもたちとその家族がいます。
今日私は娘と一緒に家族揃ってクリスマスを過ごすことができているけれど、それがいかに奇跡の上に成り立っていることか。今年も幸せを噛み締めながら、今も病気と闘う子どもたちに想いを馳せ、クリスマスの魔法があるのであれば全ての子どもたちに健康な身体を贈って欲しいと願ってやまないのです。
あなたが、あなたらしくいられますように

- くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
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くれたけ心理相談室 川崎支部
心理カウンセラー 小野綾子のブログです。
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