満員電車に乗れなかった頃のこと
以前、満員電車に乗れない時期がありました。
環境の変化に疲弊していたことや、慣れない仕事に苦戦していたことが重なり、心も身体も余裕を失っていたのだと思います。
頭では「大丈夫なはず」と分かっていても、いざ電車に乗ろうとすると動悸がし目の前が白くかすみ、足が止まりました。
周りから見れば、いつも通り通勤している人の一人に見えていたはずです。けれど、その内側では必死に耐えていました。
その経験を通して、日常には一見しただけでは分からない苦しさを抱えている人がたくさんいるのだと実感しました。
元気そうに見える人、普通に生活しているように見える人も、それぞれ事情を抱えながら一日を過ごしています。
そして同時に、あの頃の自分にも伝えたい言葉があります。
もっと自分に優しくしてよかった、ということです。
できない自分を責めるより、疲れていることに気づいてあげる。
それだけで、少し息がしやすくなることもあるのだと思います。
あなたが、あなたらしくいられますように

- くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
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くれたけ心理相談室 川崎支部
心理カウンセラー 小野綾子のブログです。
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