パートナーと話が噛み合わないと感じるとき
パートナーと話をしていて、どうも噛み合わない。
そんな経験をされたことがある方、もしくは今まさにそのような状況にある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私のもとにご相談に来てくださるご夫婦からも、同じようなお悩みをよく伺います。
すべてのご夫婦に当てはまるわけではありませんが、話が噛み合わなくなる理由のひとつに、「話している事柄のチャンク(話の大きさ・次元)」の違いがあります。この差が、すれ違いを生み出しているケースは少なくありません。
たとえば、妻は「今、目の前で起きている出来事」や「具体的に解決したいこと」を細かく話している。一方で夫は、「これから先、夫婦としてどうありたいか」「将来の関係性」を見据えて話をしている。
結果として、お互いに「関係を改善したい」という同じ目標を持っているにもかかわらず、そこに至るまでの話し合いが成立しない、ということが起こります。
このような場面で私が大切だと感じているのは、双方の歩み寄りと、相手を理解しようとする姿勢です。
「自分の考えが圧倒的に正しい」「相手も自分と同じように考えるべきだ」といった考え方を相手に強いる姿勢は、和解からは遠ざかってしまいます。
まずは、相手にはどのような考え方の癖があるのかを知ること。そして、お互いの話の次元を少しずつ合わせていく作業を重ねていくことが、解決への近道になるのではないかと思います。
とはいえ、この作業をお二人だけで行うのは、簡単なことではありません。
そんなときこそ、お二人それぞれの思いを整理し、客観的にフィードバックするカウンセラーの存在が役に立つこともあります。
必要なときには、ぜひそのようなサポートも活用していただけたらと思います。
あなたが、あなたらしくいられますように

- くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
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くれたけ心理相談室 川崎支部
心理カウンセラー 小野綾子のブログです。
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