満員電車の恐怖を克服する方法

こんにちは。心理カウンセラーの小野綾子です。

 

 

私の苦手なものの一つが“満員電車”です。

 

関東に移住して10年近く経とうとしており、名古屋で生活していた頃と比較すると満員電車が身近になって久しいのですが今でもまだ苦手です。

 

 

以前は満員電車に乗ると、息苦しさ、めまい、耳鳴り、動悸、悪化すると目の前が真っ白になり立っていられなくなることもあり、目的地に到着するまでに何度も途中下車を繰り返していました。

 

満員電車って私の苦手が大集合したような場所なんですよね。

 

・人との距離が近い(他人と密着する状況)

・空気が滞っている

・狭い

・周囲の人が不快感を露わにしている←これが1番最悪

 

 

私は特に周囲の人がイライラとげとげしている状況が苦手です。

他者の感情をもらってしまいやすい性質も影響していると思います。

(この、いわゆるHSP的な気質に関しては別でブログを書きたいと思います。)

 

 

今はそのような自分の苦手を踏まえて下記のような対策をしています。

満員電車に乗る時は…

①自分の周りに膜を張るイメージを強く持ち他者の感情をもらわないようにする

②可能な限り時間に余裕を持ったスケジュールを立て「途中下車しても平気」な状況をつくる

③恒常的に行く場所は満員電車に乗る環境ではない場所を選ぶ

 

 

③は職場環境など様々な理由で常に叶うものではないかも知れませんが、異動の面談などの際には必ず考慮してもらえるよう伝えるようにしています。

 

②は子どもが生まれてからは物理的に難しいこともありますが、朝型の生活に切り替えることで余裕を持てることが増えています。

 

①は少し練習をしたらすぐに実践できるので、私と同じように心理的な要因で満員電車が苦手な方にお勧めです。

私はいつも“膜”をイメージしますが、壁のようなものでもいいし、バリアのようなイメージでも、ご自身がご自身を守るイメージを持ちやすいものであれば何でも構いません。以前ご自身が卵の中に入るイメージをされる方もいらっしゃいました。

 

満員電車でぎゅうぎゅうの状況でも、自分の内側にフォーカスし「私は守られてる、大丈夫」と意識することで自分の心を守り平常心を保つことができます。

 

少し訓練が必要な場合もありますが、もしご興味がある場合はカウンセリングの時間の中で一緒に練習することもできます。

是非お声がけくださいね。

 

 

とにもかくにも、満員電車に乗って日々お仕事を頑張っていらっしゃる皆さま、心から尊敬します。

 

 

 

今日もどうぞ健やかにお過ごしください。

投稿者プロフィール

小野 綾子
小野 綾子くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室 川崎支部
心理カウンセラー 小野綾子のブログです。
日常の中で感じたこと、カウンセラーとしての想いなど
思いのままにつづっています。お知らせも色々。
是非ご覧になってくださいね。

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