合意のない期待

誰かに対して、つい“良かれ”と思って先回りしてしまうことがあります。

「きっと私がやらなきゃ困るはず」
「こうしておけば助かるだろう」

そんな思いで動いたのに、相手から返ってくるのは
「そんなこと頼んだ覚えはないよ」
「そこまで考えてくれていたなんて気付かなかった」
という反応だったりします。

どちらにも悪気があるわけではありません。
期待すること自体が悪いわけでもないし、相手が気付かないのも責められることではありません。

ただ、そこに合意がなかっただけ。
私はこう思っていた、相手はそう受け取っていなかった。
そのズレが生まれるのは、とても自然なことだと思います。

つまるところ、やっぱり鍵になるのは「コミュニケーション」なんですよね。
お互いの想いを少しだけ言葉にしてみるだけで、関係が驚くほど軽やかになることがあります。

あなたが、あなたらしくいられますように

小野 綾子
小野 綾子くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室 川崎支部
心理カウンセラー 小野綾子のブログです。
日常の中で感じたこと、カウンセラーとしての想いなど
思いのままにつづっています。お知らせも色々。
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