なんで大切なのに優しくできないんだろう

外ではちゃんと笑顔でいられるのに、家に帰ると、パートナーや家族に対してだけイライラしてしまう。

言わなくていい一言を言ってしまったり、あとから「どうしてあんな言い方をしたんだろう」と自己嫌悪に陥ったり。そんな経験はありませんか?


「外ではできるのに、家ではできない私」はダメ?

多くの方が、この状態になると

  • 私は心が狭い

  • 大人げない

  • もっと我慢できるはず

そんなふうに、自分を責めてしまいます。

でも実は、近い人ほど感情が出やすいのは、とても自然なことです。

それは、あなたの心が弱いからでも、未熟だからでもありません。


なぜ、近い人ほど感情が出てしまうのか

私たちは無意識のうちに、

  • 外では「ちゃんとした自分」

  • 家では「素の自分」

を使い分けています。

家族やパートナーは、「頑張らなくても大丈夫」「取り繕わなくていい」と感じられる存在であることが多いものです。

だからこそ、外で抑えていた疲れや不満、寂しさが、一番安心できる場所で表に出てくる。

それは、心が緩んでいる証拠でもあります。


本当は、どんな気持ちが隠れている?

イライラの奥には、別の感情が隠れていることが少なくありません。

  • 分かってほしかった

  • 助けてほしかった

  • 大切に扱ってほしかった

でも、それをうまく言葉にできないとき、代わりに「怒り」という形で表に出てしまうのです。

怒りは、一番外に出やすい“二次感情”とも言われます。


まず大切にしてほしいこと

感情が出てしまった自分を、すぐに否定しないでください。

「またやってしまった」ではなく、

  • それだけ疲れていたんだな

  • 本当は何かを求めていたんだな

そうやって、一度立ち止まって見つめてみること。

昨日の記事でお伝えした「感情に名前をつける」「反応する前に止まる」
そんな小さな実践も、ここで生きてきます。


今日の問いかけ

少しだけ、自分に問いかけてみてください。

最近、あなたが一番イライラしてしまった相手は誰でしたか?
その人は、あなたにとってどんな存在でしょうか。

答えが出なくても大丈夫です。
考えようとすること自体が、自分を大切にする一歩になります。


近い人との関係ほど、感情は揺れやすいものです。
それは、関係が壊れているサインではなく、つながりがあるからこそ起こることでもあります。

もし一人で整理するのが苦しいときは、感情を安全に言葉にできる場としてカウンセリングを頼ってもらえたらと思います。

あなたがあなたらしくいられる関係を、一緒に見つめ直していけたら嬉しいです。

あなたが、あなたらしくいられますように

小野 綾子
小野 綾子くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室 川崎支部
心理カウンセラー 小野綾子のブログです。
日常の中で感じたこと、カウンセラーとしての想いなど
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