心配性の御作法
私は約束事、とくに仕事の約束については「絶対に守りたい」という思いが強く、遅刻の可能性があるだけで落ち着かなくなってしまいます。だから、待ち合わせよりかなり早い時間に現地へ着くのがいつものスタイルです。
社会人になったばかりの頃は、その慎重さが「時間の無駄」に思えたり、「神経質だな」と自己嫌悪につながったりして、時間ぴったりに動く練習をしたこともありました。でも、そうすると今度は「本当に間に合う?」「電車が遅れたらどうしよう」と不安が膨らみ、精神的にはかえって負担が大きくなりました。
結局、早めの行動のほうが私にはずっと心が安定するとわかり、いまはそれを自分のペースとして受け入れています。よく行く場所では時間を潰せるスポットも自然と増え、公園やコンビニの“馴染みの場所”が安心感にもつながっています。
心配性であることは、決して悪いことだけではありません。慎重さが自分を守ってくれる場面もありますし、その特性に合わせた動き方を見つければ、日常は穏やかで安心できる場となります。
心配しやすい自分も、ただ否定するのではなく「こうしたら楽だな」と思える形で付き合っていけるといいのかもしれませんね。
あなたが、あなたらしくいられますように

- くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
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くれたけ心理相談室 川崎支部
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