母の声は、やっぱり偉大だ

ちょっと落ち込むことがありました。

どうにも気持ちが晴れなくて、母に連絡をしました。

すると、母から電話がかかってきました。

私が落ち込んでいることに対して、否定的なことを言うでもなく、正論を言うでもなく。

「それは理不尽だよね〜!」

と、私以上に怒ってくれました。

実は、その出来事については、立場上、私にも非がありました。

だからこそ、私は「仕方ないよね」と自分に言い聞かせて、文句を言うことをどこか憚っていたのです。

そんな私をよそに、母は娘を棚に上げて、正々堂々と文句を言ってくれる。笑

もちろん、母が怒ってくれたからといって、私に非があるという事実が変わるわけではありません。

でも、それでも。

なんだか、すごく救われたのです。

「そうだよね。私だって嫌だったんだよね。」

そう思えたら、少しずつ気持ちが前を向いていきました。

母に話を聞いてもらったからといって、何か状況が変わったわけではありません。

問題が解決したわけでもありません。

ただ、ウジウジと考え続けていた私の心が、少し軽くなった。

それだけで、十分だったのだと思います。

人は、必ずしも解決策を求めているわけではないのかもしれません。

ときには、

「それは嫌だったよね。」

「大変だったね。」

「それは理不尽だよ!」

と、ただ一緒に怒ってくれる人がいるだけで、また前を向けることがあります。

私も母になりました。

母と私の間にも、これまでいろいろなことがありました。

母を恨んだこともあるし、母に対して「なんで?」と思ったことだってあります。

それでも。

困ったとき、落ち込んだとき、誰かに話を聞いてもらいたいと思ったとき。

やっぱり私は、母に話したくなるのです。

母の声を聞くと、なんとなく大丈夫な気がしてくる。

ただ話を聞いて、私以上に怒ってくれるだけなのに。

母の声は、やっぱり偉大です。

あなたが、あなたらしくいられますように

小野 綾子
小野 綾子くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室 川崎支部
心理カウンセラー 小野綾子のブログです。
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