使いきれないほどのやさしさ(後編)
何気ないものに心が動いたとき、
その奥には「大切にしている誰か」がいることがあります。
そしてもうひとつ。
そこには、「かつての自分」もいるのかもしれません。
母のことを思い出したとき、同時に浮かんでいたのは、
あの頃の私でした。
母から切手を分けてもらって、どこか嬉しかった私。
大切にしているものを、少し分けてもらえたような、
そんな温かい気持ちを抱えていた私。
今の私は、そんな記憶を思い出しながら、
「大切にされていた時間」に触れているのだと思います。
インナーチャイルドという言葉を聞くと、
傷ついた記憶や癒しの必要な部分に意識が向きがちですが、
こうして、満たされていた記憶や、
大切にされていた感覚もまた、
今の自分を支えてくれている大事な一部です。
ふと心が動いた瞬間は、
過去のどこかにいる自分からのサインかもしれません。
そのときに浮かんできた人や、感情や、風景を、
少しだけ丁寧に見つめてみる。
そこにはきっと、
今の自分をやわらかく支えてくれる何かがあるはずです。
あなたが、あなたらしくいられますように

- くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
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くれたけ心理相談室 川崎支部
心理カウンセラー 小野綾子のブログです。
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