『大丈夫』と言い続けて、限界がわからなくなっていませんか?|“いい人”でいるのに疲れてしまったあなたへ②
「大丈夫です」
「気にしてないですよ」
「私がやっておきますね」
気づけば、そんな言葉が口癖になっていませんか?
前回の記事では、“いい人”でいようとしてしまう背景について触れました。
相手を傷つけたくなかったり、場の空気を守りたかったり。
そうした優しさは、その人がこれまで人間関係を築いていく中で、とても大切な力になってきたのだと思います。
ただ、その優しさを長い間続けていると、少しずつ「自分の限界」がわからなくなってしまうことがあります。
本当は疲れている。
本当はしんどい。
本当は少し休みたい。
でも、そこで立ち止まるより先に、
「まだ頑張れる」
「もっと大変な人もいるし」
「ここで弱音を吐いたら迷惑かも」
そんな言葉が頭の中に浮かんでくるのです。
そして、“我慢すること”が当たり前になっていきます。
カウンセリングの中でも、
「気づいたら限界でした」
「突然涙が止まらなくなってしまって」
「自分でも、なんでこんなに苦しいのかわからなくて…」
そんなふうにお話しくださる方がいらっしゃいます。
でも、その方たちは決して“弱い”わけではないのです。
むしろ、ずっと頑張れてしまった人。
周囲に気を遣いながら、自分を後回しにしてこられた人。
だからこそ、壊れる直前まで「まだ大丈夫」と思えてしまうことがあるのだと思います。
そして、優しい人ほど、「助けて」と言うことにも罪悪感を抱えてしまうことがあります。
誰かに頼るより、自分が頑張った方が早い。
迷惑をかけたくない。
心配をかけたくない。
そうやって、一人で抱え込んでしまうのです。
けれど、本当は。
限界を感じる前に休んでいいですし、
苦しくなる前に助けを求めてもいいのだと思います。
“ちゃんと限界まで頑張った人だけが休んでいい”わけではありません。
少し疲れた。
なんだかしんどい。
理由はわからないけれど苦しい。
そんな小さなサインを、「まだ平気」で押し込め続けなくてもいいのです。
優しい人ほど、自分の痛みに鈍くなってしまうことがあります。
だからこそ。
ときには、自分の心の声を、周囲の誰かと同じくらい丁寧に扱ってあげてもいいのかもしれません。
明日はそんな優しいあなたが「自分の心を守るために」という記事を書いてみます。
あなたが、あなたらしくいられますように

- くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
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くれたけ心理相談室 川崎支部
心理カウンセラー 小野綾子のブログです。
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