とんでもなく感謝の気持ちが湧いた話

先日、家族と旅行に行きました。

泊まったお宿には海の見える露天風呂があって、そこから日の出を見ることができます。

当日は早朝に起きることができたので、せっかくだからと露天風呂へ。

数日前から、ほんの少しだけ体調の悪さを感じていたのですが、温泉に浸かっていると、その不調も少しずつ解けていくような気持ちになりました。

海を眺めながら、温かいお湯に浸かって、日の出を待つ。

そんな時間を過ごしていたら、ふと、昔のことを思い出しました。

私は以前、看護大学の学生でした。

学生時代の実習で、終末期の入院病棟にお邪魔させていただいたことがあります。

その病棟には大きな窓があって、あるとき、その窓の前に数名の患者さまが集まっていました。

みなさん、沈んでいく夕日に向かって手を合わせていました。

今日も生きられたことに感謝をしているのだと、当時教えていただきました。

そのときに見た光景が、日の出を眺めながら突然よみがえってきました。

そして、なんだかとんでもなく感謝の気持ちが湧いてきたんです。

今、ここにいること。

朝を迎えられたこと。

温泉に入って、海を眺めながら日の出を見ていること。

こういう「生きていることへの感謝」って、日常生活の中ではなかなか感じることがありません。

毎日を過ごしていると、それが当たり前になってしまいます。

でも、今回の旅行で日の出を眺めながら、以前見たあの光景を思い出したことで、久しぶりに「生きているってありがたいな」と、素直に感じることができました。

こうして、ときどき生きていることを意識してみる。

そして、自分の周りにいる人や、今いる環境に感謝してみる。

そういう時間を持つことは、自分にとっても、そこに関わってくれる人たちにとっても、きっと大切。

旅行先の露天風呂で、思いがけずそんなことを考えた朝でした。

あなたが、あなたらしくいられますように

小野 綾子
小野 綾子くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室 川崎支部
心理カウンセラー 小野綾子のブログです。
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