好きなものが増えるということ

先日、このブログで土鍋や精米器のお話を書きました。

書きながらふと思ったのですが、年齢を重ねるごとに「好きなもの」が増えている気がします。

元来私は面倒くさがりで、物事の手数はできるだけ減らしたい考え方です。
それは今も大きくは変わりません。

でも最近は、それだけではない楽しさを感じるようになりました。

例えば、コーヒーを淹れる時間。
豆を挽いて、お湯を注ぎ、香りが広がるのを待つ。

飲むことだけが目的なら、もっと手軽な方法はいくらでもあります。
それでも、その過程そのものが好きなのです。

土鍋でご飯を炊く時間もそうです。
炊飯器のスイッチを押せば済むところを、あえて火加減を気にしながら炊く。

手間といえば手間なのですが、その時間も含めて楽しんでいます。

娘との散歩も同じかもしれません。
目的地があるわけではなくても、道端の花を見たり、虫を探したり。
気づけば思った以上に遠回りをしていることもあります。

昔の私だったら、「早く帰ろう」と思っていたかもしれません。
でも今は、その寄り道も悪くないなと思います。

振り返ってみると、好きなものが増えたというより、「好きになれるものが増えた」のかもしれません。

結果だけでなく、その途中の時間にも目を向けられるようになった。
そんな変化を感じています。

幸せというと、何か特別な出来事を想像しがちです。
大きな成功や、忘れられない思い出。
もちろんそれらも素敵なことです。

でも最近の私は、幸せとは「好きなものが増えていくこと」なのではないかと思っています。

コーヒーの香り。
炊きたてのご飯。
娘との散歩。

そんな小さな「好き」が増えていくこと。

それは案外、とても豊かなことなのかもしれません。

あなたが、あなたらしくいられますように

小野 綾子
小野 綾子くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室 川崎支部
心理カウンセラー 小野綾子のブログです。
日常の中で感じたこと、カウンセラーとしての想いなど
思いのままにつづっています。お知らせも色々。
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