母も、一緒に育っていく
母とは何だろう。
もちろん、答えはとてもシンプルです。
子どもを産めば、その人は母になります。
でも、その「母」という言葉には、いつの間にかたくさんの意味が重ねられているように感じます。
「母ならこうあるべき。」
「母なら分かってあげられるはず。」
「母なら子どものことを一番理解しているはず。」
そんな"母親像"が、まるで正解であるかのように語られることがあります。
その結果、「私はダメな母親です」と、ご自身を責めてしまう方と出会うことも少なくありません。
でも、本当にそうなのでしょうか。
子どもは一人ひとり違います。
性格も、感じ方も、成長のスピードも違います。
だから、本来であれば関わり方も、一人ひとり違って当然です。
そもそも、「最適な育て方」とは何でしょう。
誰も、その答えを持ってはいないのではないでしょうか。
それなのに、母親だけが正解を知っていなければならないような空気があります。
困った時には答えを出してくれる存在。
いつでも子どもの気持ちが分かる存在。
そんなふうに期待されることもあります。
そして何より、お母さん自身が「そうならなければ」と思い込んでしまうこともあります。
でも、母だって一人の人間です。
迷うこともあります。
失敗することもあります。
「あの時、違う言い方をすればよかったな」と反省する日もあります。
それでも子どもと一緒に笑って、また次の日を迎える。
その繰り返しの中で、お母さんも少しずつ育っていくのだと思います。
私は、「母だから完璧でなければならない」とは思いません。
試行錯誤しながら、その子に合った関わり方を探していく。
その姿そのものが、母親なのではないでしょうか。
今日も悩みながら子どもと向き合っているお母さんへ。
「ちゃんとできているかな」と不安になる日があっても大丈夫ではないですか。
正解を知っている母親ではなく、わが子を思い続ける母親であれば、それで十分なのではないかと私は思っています。
あなたが、あなたらしくいられますように

- くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
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くれたけ心理相談室 川崎支部
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