「優しさ」って、どこに向けるものなんだろう(#275)

「優しさ」って、どんなものだと思いますか?

とても身近な言葉なのに、
いざ考えてみると、少し曖昧で、輪郭がつかみにくいものでもありますよね。

私が思う優しさは、
誰かや何かを大切に想う気持ちなのかなと感じています。

誰かに何かをしてあげたい。
困っている人を助けたい。

そんなふうに、目の前の人に向けられる気持ちも、もちろん優しさ。

そしてそれだけではなくて、
「地球」や「環境」、あるいは「未来」のために、
今の自分に何ができるのかと想いを馳せることも、
優しさのひとつの形なのではないかと思います。

少し視点を広げてみると、
優しさって、思っているよりもずっと大きなものなのかもしれません。

でも同時に、
それは“自分ではない何か”にだけ向けるものでもないと、私は感じています。

むしろ、
自分自身に向けることも、とても大切な優しさのひとつ。

「自分をどのように扱ったら、少し楽に、少し心地よく過ごせるだろうか」
「自分にとっての幸せって、どんな状態だろうか」

そんなふうに自分に問いかけて、
丁寧に扱おうとすることも、
立派な“自分への優しさ”だと思うのです。

つい私たちは、
優しさというと“誰かのために何かをすること”に意識が向きがちですが、
自分を置き去りにした優しさは、どこかで無理が出てしまうこともあります。

だからこそ、
外に向ける優しさと同じくらい、
自分に向ける優しさも大切にしていけたらいいですよね。

「優しさ」って、抽象的で曖昧な言葉だけれど、
こうして立ち止まって考えてみると、
それだけで少し気持ちがやわらぐような、不思議な力がある言葉だなと感じます。

日常の中でふと、
「これは優しさかな?」と考えてみる時間も、
きっとそれ自体が、優しさのひとつなのかもしれません。

あなたが、あなたらしくいられますように

小野 綾子
小野 綾子くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室 川崎支部
心理カウンセラー 小野綾子のブログです。
日常の中で感じたこと、カウンセラーとしての想いなど
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