メダカにも、それぞれ個性がある

最近、メダカを飼い始めました。

飼い始める前の私は、メダカって色や大きさに多少の違いはあっても、正直なところ「どれも同じようなもの」だと思っていました。

ところが、毎日眺めていると……。

全然違うんです。

特に面白いのが、餌の食べ方。

餌を入れた瞬間から、とにかく慌ただしく水面を泳ぎ回る個体がいます。

一方で、最初はビオトープの底の方でじっとしていて、水面が少し空いてから「そろそろ行こうかな」とやってくるような個体もいる。

さらに、他のメダカたちが水面の餌に夢中になっている間に、水草の隙間に流れて溜まった餌をいち早く見つけて、ちゃっかり食べているメダカもいます。

同じメダカなのに、こんなに行動が違うのかとびっくりしました。

もちろん、メダカのこうした行動の違いを、私たち人間と同じ意味で「性格」と呼んでいいのかは分かりません。

それでも、毎日見ていると、

「このメダカはずいぶん積極的だな。」

「こちらは慎重派なのかな。」

なんて、それぞれに個性があるように感じてしまいます。

自然の中で生きているメダカなら、こうした行動の違いが、生き残るうえで意味を持つこともあるのでしょう。

すぐに餌を見つけられる個体。

周囲の様子を見てから動く個体。

他の個体が気づかない場所にあるものを見つけられる個体。

どれが一番優れている、ということではなく、それぞれの特徴が、その環境の中で生きることにつながっているのかもしれません。

そう考えていたら、人間も少し似ているのかもしれないなと思いました。

すぐに行動できる人もいれば、じっくり考えてから動く人もいる。

人と一緒にいるのが得意な人もいれば、一人でじっくり取り組むことが得意な人もいる。

みんなと同じ方法ではうまくいかなくても、自分なりの方法なら力を発揮できる人もいる。

人間社会では、どうしても「こうするのが正しい」「こうできる方が優れている」という基準ができやすいものです。

でも、本当は一人ひとり違うからこそ、それぞれに向いている場所や役割、力を発揮できる方法があるのかもしれません。

ビオトープの中を眺めながら、そんなことを考えました。

メダカを飼い始めたことで、思いがけず、人間のことまで考えるようになった今日この頃です。

あなたが、あなたらしくいられますように

小野 綾子
小野 綾子くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室 川崎支部
心理カウンセラー 小野綾子のブログです。
日常の中で感じたこと、カウンセラーとしての想いなど
思いのままにつづっています。お知らせも色々。
是非ご覧になってくださいね。

コメントはお気軽にどうぞ