久しぶりの夜驚症。娘の成長を感じた夜

昨夜、久しぶりに娘の夜驚症の症状が出ました。

娘は現在7歳、小学1年生。

夜驚症を初めて発症したのは、確か2歳頃だったと思います。

当時の娘は長期間にわたって麻酔薬の投与を受けていた経緯があり、その影響も長引いていたため、最初はそのこととの関連を疑っていました。

ところが、症状がだんだん激しくなっていき、状況から夜驚症ではないかと考えられるようになりました。

夜驚症とは、眠っている子どもが突然、激しく泣いたり叫んだり、怯えたような様子を見せたりするものです。

一見すると起きているように見えるのですが、実際には十分に目覚めていない状態で起こります。

悪夢とは少し違い、翌朝には本人が覚えていないことも多いのが特徴です。

娘の場合、3〜4歳頃がこれまでで一番激しく、週に数回ほど症状が現れることもありました。

それが5歳頃から少しずつ落ち着いていき、今では年に1〜2回程度。

そして昨夜、久しぶりに「あ、きたな」と思う症状が出ました。

娘の場合は、日中に刺激の多い出来事があった日や、精神的な負荷が大きかった日の夜に症状が出ることが多いように感じています。

夜驚症は、疲労やストレス、睡眠不足などが誘因になることがあります。

もちろん、娘の場合も毎回そうだと断定できるわけではありません。

ただ、これまでの経過を見ていると、「今日はいろいろ頑張ったんだな」と思うことがあります。

今では、症状が出ても「あ、きたな」と思って、比較的冷静に対応できるようになりました。

でも、最初は本当に怖かった。

眠っているはずの娘が突然激しく泣いたり、怯えたような様子を見せたりする。

何が起きているのか分からない親にとっては、それだけでも十分に怖いことです。

当時は私も必死でした。

何とかして起こそうとしたり、落ち着かせようとしたり。

今思えば、夜驚症は無理に起こそうとするよりも、安全を確保しながら静かに見守ることが基本とされています。

そんなことも、娘との経験の中で少しずつ知っていきました。

そして今、私は夜驚症の症状が出ると、

「娘の中で、また何か一つ成長のタイミングが来ているのかな。」

と捉えることがあります。

これは医学的に「夜驚症は精神的成長のサインである」という意味ではありません。

あくまで、娘の成長を長く見てきた私自身が、これまでの経験からそう捉えているということです。

新しいことを経験したり、できることが増えたり、人間関係が広がったり。

子どもは、日々いろいろなことを経験しています。

楽しいこともあれば、本人が自覚していないような小さな緊張や負荷もあるのでしょう。

そんな一つひとつを経験しながら、娘の心も少しずつ成長している。

私は、そんなふうに娘を見ています。

夜驚症が出ると、親としてはやっぱり心配になります。

でも、今の私にとっては、

「何かを頑張ったんだね。」

「今日も一日、よく過ごしたね。」

そんなふうに娘の成長を見つめるきっかけにもなっています。

もちろん、夜驚症が頻繁に起こる、怪我の危険がある、日中の生活に影響が出ているなどの場合には、医療機関に相談することも大切です。

子どもの成長は、いつも分かりやすい形で現れるわけではありません。

昨日までできなかったことができるようになる。

言葉が増える。

友達との関わり方が変わる。

そして、ときには眠っている間の小さな変化として現れることもあるのかもしれません。

久しぶりの夜驚症が出た昨夜。

少し寝不足にはなりましたが、そんなことを考えながら娘の隣にいました。

あなたが、あなたらしくいられますように

小野 綾子
小野 綾子くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室 川崎支部
心理カウンセラー 小野綾子のブログです。
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