自分を守ることは、わがままではないと思いませんか|“いい人”でいるのに疲れてしまったあなたへ③

「断ったら嫌われるかもしれない」
「私が我慢した方がうまくいく」
「相手を優先しなきゃ」

そんなふうに、自分よりも周囲を優先し続けてきた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここまでのシリーズでは、“いい人”でいようとしてしまう背景や、優しい人ほど限界に気づきにくいことについて書いてきました。

相手を大切にできること。
空気を読めること。
周囲に気を配れること。

それ自体は、とても素敵な力だと思います。

ただ、その優しさが「自分を削る形」になってしまうと、少しずつ苦しくなってしまうことがあります。

本当は嫌だった。
本当は無理をしていた。
本当は少し距離を取りたかった。

そんな気持ちに気づいていても、

「でも、私が我慢すれば…」
「ここで断るのは申し訳ない」
「相手を傷つけたくない」

そう考えて、自分の気持ちを飲み込んでしまうこともあるのではないでしょうか。

でも私は、自分を守ることは“わがまま”とは少し違うのではないかと思うのです。

疲れた時に休むこと。
苦しい関係から少し距離を取ること。
できないことを「できない」と伝えること。

それは誰かを攻撃することではなく、「自分も大切に扱う」ということなのだと思います。

そして不思議なことに、自分を守ることができるようになると、相手への優しさも少し自然なものになっていくことがあります。

無理をして与え続ける優しさは、いつか苦しさに変わってしまうことがあります。

だからこそ、“自分の心に余白を残すこと”も大切なのかもしれません。

もちろん、長い間“いい人”として頑張ってきた方にとって、急に変わることは簡単ではないと思います。

断ることに罪悪感があるかもしれません。
自分を優先すると、不安になるかもしれません。

でも、それでいいのだと思います。

少しずつで大丈夫。
「本当はどうしたい?」と自分に問いかけるところからでも十分です。

優しい人が、自分自身にも優しくなれますように。

そんなことを、私は願っていますし、お手伝いができたら嬉しいです。

あなたが、あなたらしくいられますように

小野 綾子
小野 綾子くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室 川崎支部
心理カウンセラー 小野綾子のブログです。
日常の中で感じたこと、カウンセラーとしての想いなど
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