「がっかりすること」が減った時代
先日スーパーで果物を選んでいた時のことです。
最近は糖度が表示されている果物をよく見かけます。
「糖度13度以上保証」
「甘さに自信あり」
そんな表示を見ると、購入する側としては安心ですよね。
実際、私もつい手が伸びてしまいます。
甘い果物を買いたいのに、食べてみたら全然甘くなかった。
そんな“ハズレ”に出会うことは昔より減ったように感じます。
考えてみると、果物だけではありません。
レストランを選ぶ時には口コミを見ることができますし、旅行先の様子も事前に写真で確認できます。
家電や日用品もレビューを見てから購入できますし、分からないことがあればすぐに検索できます。
私たちは以前よりもずっと、「失敗しにくい時代」を生きているのかもしれません。
もちろん、それはとても便利なことです。
限られた時間やお金を使うのですから、なるべく失敗したくないと思うのは自然なこと。
私自身もその恩恵をたくさん受けています。
ただ、そんな中でふと思ったことがありました。
最近、「がっかりすること」が減っているのではないだろうか、と。
期待していたほど甘くなかった果物。
行ってみたら思った雰囲気と違ったお店。
楽しみにしていた映画がいまひとつだった時の残念な気持ち。
そんな小さながっかりを、私たちは少しずつ減らしてきたのかもしれません。
では、がっかりすることが減るのは良いことばかりなのでしょうか。
もちろん、無駄な失敗や損をしなくて済むことには大きな価値があります。
けれども私は最近、「がっかりする経験そのもの」にも何か意味があったのではないかと思うようになりました。
次回は、小さながっかりが私たちに教えてくれていたことについて考えてみたいと思います。
あなたが、あなたらしくいられますように

- くれたけ心理相談室(川崎支部)心理カウンセラー
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くれたけ心理相談室 川崎支部
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